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三多気室生寺 20064
▲ 三多気 /室生寺

「桜100選」。1999年、日本さくらの会によって選定された『三多気(みたき)のさくら』。
資料によれば、真福院前に続く 1.5キロの参道両脇に、ヤマザクラの古木が並んで咲き誇る・・・と記載されている。

大阪・名古屋から2〜3時間の距離なのに、丹念に探したが、「日帰りバズツアー」 の案内が見られない。
2時間に1本程度のJR名松線終点の 「伊勢奥津」 から、さらにバス、奈良と三重の県境にある。市町村合併で「津市」に編入されたが、僻地といっても差し支えがないだろう。

桜の名所としての歴史古いとか。資料の通り、ヤマザクラの「古木」が続く。強い風に見舞われたら、倒木しそうな木々があちこちに。

2000年に弘前公園に旅をした。桜の季節が過ぎていたが、桜守の方々が、根の部分を掘り起こし、肥料を蒔き、整地をされていた。
弘前公園も「桜100選」の一つだ。三多気では、どのような手立てがされているのだろうと、心配になってきた。

三多気の桜は「生命力」を感じさせる。『よう頑張ってますねぇ』と、声をかけたくなる。


▲三多気 ▲三多気 ▲三多気 ▲三多気
▲城山公園から見た三多気 ▲真福院 ▲真福院 ▲真福院
▲室生寺 ▲室生寺 ▲室生寺 ▲室生寺

三多気のさくら
歴史を遡れば、昌泰年間(898〜901年)、理源大師の植樹に始まるという。奥地なので、関西・中部地方では、もっとも遅い開花時期にあたる。
観光地の風情は、まったくと言っていいほど、ない。地元の人が営む露天風の店が数軒あるのみで、レストランも食道もない。
ここでは、お弁当が必需品になる。とは言え、そんな事情を知らぬままにでかけた。奈良への県境を越えたところに「道の駅:伊勢本街道 御杖」がある。ここにはレストランとともに、日帰り温泉も併設されている。
室生寺
1998年、台風7号により倒壊した巨木が「日本最小の五重の塔」を直撃した。官庁や熱心な信者、または思い出持つ人々の寄進により、2000年に修復が完了しています。
女人禁制の高野山に対して、女性の参詣をみとめたため、「女人高野」と呼ばれ、石楠花に代表される花の寺としての人気が高い。
(高野山の女人禁制は、いまは行われていない)



【旅のデータ】
@ 奈良→三多気のさくら→室生寺→奈良


← のマークをクリックしていただきますと、2006年4月(奈良県)安倍文殊院・葛城山麓公園につながります。